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アイスランドの旅#5 Golden Circle その2

バスで少し移動して、
シンクヴェトリル国立公園内にある
シンクヴァトラ湖に立ち寄った。
ここは自由行動でバスから下りても下りなくとも良い。
当然下りた。
ガイド曰く水も澄んでいてそのまま飲めるとのこと。

そういえばアイスランドでは水道水を普通に飲むことができる。
ペットボトル入りの水を買うなんてとんでもない。
蛇口から出てくる水が美味しい。

湖は広大。
面積は84km²で、アイスランド最大の天然の湖だ。
最大水深は、114mで湖の中に火山源があり、
ダイビング&シュノーケリングのスポットでもある。
湖底にある地球の割れ目シルフラが特に素晴らしいのだけれど、
今回ダイビングはやらなかった。

それでも湖岸からきれいな景色とおいしい水を頂くことはできた。

足元には苔がびっしりと茂っていてそれも綺麗だった。

湖の水をたっぷり飲んでからバスに戻り、
次は間欠泉で有名なゲイシールに行く途中にある
Efsti Dalurエフスティ・ダルル農場に立ち寄った。
大体30分程度で到着。
バスから降りるとお行儀の良い黒い犬がお出迎え。

ここは酪農家が営むホテル兼レストランで、
2階建ての建物で1階はカフェと小さな牧場、
2階はレストランとイベント用のスペース。

自家製牛乳を使ったアイスクリームは種類も豊富で、
ご多分に漏れずきっちり食べた。

濃厚なミルクを感じたかったのでベタにバニラアイスにしておいた。
うまい。けどやや高い。
アイスを食べながらカフェの窓越しから牛を見ることができる。

良いとも悪いとも言えない不思議な心持ちだ。
30分程度の滞在をした後、
いよいよ楽しみにしていたゲイシールへ向かった。

バスに揺られること30分。
黙々と湯煙が上がっており、硫黄の香りも漂ってきた。
ゴールデン・サークル2箇所目のゲイシール。間欠泉だ。

軽い丘を昇っていくと人集りがあった。
間欠泉からの熱水の吹き出しは5〜10分間隔で、盛り上がりを見せたと思っても何もなかったり。
なにもないと油断していると逆に噴出したり、
小さい上がり方や大きく上がる時がありまさに「地球、生きてるなッ!」といったところ。

遠くから眺めるのもまた良い。

近くから見るとまた圧巻。
ちなみに噴き出しているのはストロックルという名前で、
間欠泉の地名になっているゲイシールは今は活動していません。
それでもかつては60〜70mもの高さまで熱水を噴き上げていたそうだ。

見学を終えるとレストランやお土産屋さんが併設されている、
センターでお昼ごはんとしてスモークサーモンサンドを買った。
(ツアーには食事がつかない)

約1,390円。やはり物価は高いがむしろ日本が安すぎるのかもとも思う。

TAKA

TAKA

酒好きの旅人

唎酒師。 カメラを持った酔っぱらい。 3歳の頃の夢は旅人。 好き嫌いなしの健康優良児。 無類の猫好きでもある。

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