Magazine ブログ
アイスランドの旅#12 一日の終りに
一日のツアーが終了して、
ホテルのバーでビールを飲んでゆっくりした。
4つ星ホテルでもあるしインテリアなんかも洒落ていた。
フカフカのソファは気持ちが良かったし、
現代風の暖炉(おそらくバイオエタノールの暖炉だろう)
の炎が揺らめいてまた落ち着かせてくれた。
ついつい予約していた“つもり”だけだった温泉、
ブルーラグーンはきちんとネットで明日の分を予約した。
ただし、結構人気があるようで昼間の時間はほぼ埋まっていた。
抑えたのは往復バスと入場料がセットのもの。
明日の17時半からピックアップ開始のものだ。
それにしても高い。。。
2人で198.6€だ。(ウェブで買ったからユーロ)
日本の入湯料はたいてい1,000円でお釣りがくるというのに。
ちなみに入場料だけで6,990ISKで約7,000円くらい。
これをプレミアムにすると9,990ISK。
ラグジュアリーだと53,000ISK。(これだけ払っても宿泊は別料金)
もう意味がわかりません。高すぎ。
ちょっと前までスタンダートプランがあったり、
15年ほど前は一番安いプランで1,000円くらいだったらしい。
なんという値上げの仕方。。。
仕方ないと心を落ち着かせ、
部屋に荷物を置いて
身軽にしてから町に繰り出した。
またもや徒歩で!
流石に今回こそはアイスランドの郷土料理が食べたい!
二人共意見が一致していた。
ホテルから1.6kmを20分位掛けてダウンタウンへ向かって歩いた。
今晩の食事はOld Iceland Restaurantオールド・アイスランドというお店。
外から見るお店の雰囲気も良さそうだったし、
ちょうどテーブル席が空いたようだったので、
入った左手奥、カウンター前のテーブル席に腰を落ち着かせた。
時計を見るとちょうど20時位だった。
店内はそう広くないが店は賑わっており、店員さんも忙しくしていた。
島国らしく魚料理に自信があるためか
店内の壁にいろいろな魚の絵が鮮やかに描かれていた。
ちょうど女性の店員がメニューとお水を持ってきてくれたので、
メニューの内容を一瞥して、
3皿のコース料理があったので2人共迷わずそれを注文した。
前菜はスモークサーモンの料理。
メインは鱈かラム肉から選べる。
最後はデザートという最低限のコース。
とりあえずグラスワインも頼んだ。
料理が来る間、確認すると
このレストランでもFree Wi-Fiが完備されていた。
お待ちかねの料理が運ばれてきた。
最初はスモークサーモン。
中央に丸められたサーモンにイクラが添えられ、
一緒にピクルスもついていた。
見るからに美味い。
実際に美味い。
お腹も空いていたしぺろりと平らげた。
しばらくするとお皿に綺麗に盛られたメインが運ばれてきた。
シェアするために鱈とラム肉を互いにオーダー。
何だこの仔羊は、、。柔らかい上に臭みもない。
うますぎる
鱈も良かった。
どちらも甲乙つけがたいが、ラムに軍配が上がるか。
ここのラム肉は本当におすすめだ。
お皿がからになるのにはそう時間はかからなかった。
最後のデザートのときには結構腹もいっぱいになっていた。
デザートは甘ったるい。
外国特有のアレだ。
最後はエスプレッソで締めた。
お会計18,700ISK(3皿だけで一人7,900ISK)
約19,000円。ひとり9,500円か。
うーん。やっぱり高いな。
しかし大満足の内容だった。
日本の時みたいにボトルワインを平気で頼まなくてよかった。
間違いなくあたりだ。
気持ちのよいくらいの寒さを肌で感じながら、
良い気分で足取りをホテルへ向けた。
-
TAKA
酒好きの旅人
唎酒師。 カメラを持った酔っぱらい。 3歳の頃の夢は旅人。 好き嫌いなしの健康優良児。 無類の猫好きでもある。