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航空券込ッ!予算25万円1ヶ月ヨーロッパ一人旅#1 中途停留!ストップオーバー台湾
今回の航空会社はエバー航空。(長榮航空公司)
台湾の会社である。
問題なく中部国際空港セントレアでチェックインを済ませ、
出国審査で並んでいると、何故か名前を呼び出される。
ハプニングは起きたものの、無事搭乗することができた。
機内はなかなか快適で飯もうまい。
なんといっても親日国台湾、
ビールはキリンビール(台湾製)。
アナウンスには録音の台湾訛りの日本語が流れる。
このアナウンスは本当にツボ。
かなりかわいい。
しかも着陸前に「当機は着陸いたしました~」と流れる。
色々と奥ゆかしい。
隣席は台湾人ツアーの男性添乗員さんで、
本省人ということもありとても熱い方だった。
当然盛り上がった。
桃園国際空港に着陸後、機内から出るとやはり暑かった。
入国審査はスムーズに進み、
審査官は小気味よくパスポートにスタンプを押した。
取りあえずお金がないのでカードでキャッシングをする。
5000元(1元≒2.7円)が一番小さい金額だったので、
多すぎるとは思ったもののそのまま下ろした。
空港から出ているバスにのり台北東駅へと向かった。
バスは快適な3列シート。
たまたま隣は日本人のおじさんだったので、
到着するまでの間、熱い話しで盛り上がった。
車内から見える台北の街はとにかく原付が多かった。
小一時間程して駅に着くとおじさんに一礼をし、
宿を決めていなかったのでガイドブックを参考に、
Happy Family2(1もある)というゲストハウスに、
少々迷いながらも到着した。
レセプションは2階にあり荷物を背負って行くと、
若い兄ちゃんが奥から出て来た。
ドミトリーの値を訊くと400元と言うので、
高いと言うとエアコンなしなら350元だというので、
先ずは部屋の確認だけし、
問題がなさそうだったのでそこに決めた。
3階の302が自分の部屋となった。
部屋には誰もおらず、
ただ2段ベッドが3台と扇風機だけが置かれていた。
汚くもないが綺麗でもない。
窓から一番遠いベッドの2段目を使う事にした。
荷をおろし、身軽になると早速食事がてら外へ出てみた。
日も暮れ始めていたので、腹ごしらえも兼ねて、
3キロくらいの所にある華西街観光夜市へ歩いて向かった。
自分の曾爺さんに当たる人が、
この台湾の地で校長先生をやっていたそうで、
それを考えながら歩く街は結構楽しく、何か感慨深かった。
程なくすると小吃街と呼ばれる、
簡単な食事ができる店が並ぶ通りに出た。
早速適当なお店に腰を下ろし、
日本語で言うところの牡蠣のお好み焼きを食べた。
見た目はかに玉をのような料理で、
50元という安価で且つ美味い。
しのぎとして食したので、
そのまま歩いて行き、
途中偶々寺があったので除いてみると、
中には眉毛が髪の毛のように長い像がたくさん並んでいた。
漸く目的の夜市に到着した。
取りあえず晩飯として焼き魚の定食を頂いた。
店のおじいちゃんは少し日本語も話せるようだった。
そしてここは元々売春街だったので、
特に精のつくと言われる蛇の生き血など、
下手物類ならなんでもござれという場所でもある。
そこいらで蛇の生き血ショーだとかを所狭しとやっている。
一本狭い路地に入れば、今でも如何わしい感じで、
娼婦たちが今日のお客を捕まえようと頑張っている。
そんな自分も50m程追っかけられた。
下手物、日本食、中華に売春婦と、
ごった返し状態のこの夜市は、
なかなか変わったにおいのあるところで、
個人的には結構好きになった。
明日も早いので今日は早めに戻りながら、
何故か三越前で、
化粧品のアンケートに協力をしてとっとと寝た。
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TAKA
酒好きの旅人
唎酒師。 カメラを持った酔っぱらい。 3歳の頃の夢は旅人。 好き嫌いなしの健康優良児。 無類の猫好きでもある。