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予算48,000円ッ!ウイグル&パキスタンぶらり一人旅 #8 クチャからカシュガルへの列車
深夜2時36分クチャ駅から列車N887に乗り込んだ。
クチャでは駅前で宿泊していたのでこの点は便利だった。
ただ覚悟はしていたものの、でもやっぱり無座。
車内は空調が効いており半袖では寒いくらいであった。
今回の列車は二階建てでちょいと良い列車をチョイスした。
というのも普通列車だと乗車時間が7時間以上も伸びてしまうからだった。
目的地のカシュガルまでは約710km9時間の旅路。
11時21分着予定。
相変わらずみんな器用に寝ていた、が今回一点だけいつもと違っていた。
それは寝ている人の上には一様にブランケット(?)が掛かっているのだ。中国なのにそんなサービスがあるのかと感心したのも束の間、
窓を見ると殆どのカーテンがなかった。
ちらほら残っていたカーテンと、
人民たちの上に掛かっている布を見比べること2秒、
カーテンを布団代わりに使うというウルトラCにようやく気づいた自分がいた。
暫く乗っていて気がついたのだが、
向かい側に見える座席ではおばあちゃんと孫が一緒に座っていた。
最初は孫がおばあちゃんに寄りかかる形で寝ており、
起きたかと思ったらおもむろに、おばあちゃんの膝に不時着。
どんッと勢いよく乗った。
この孫が小学生ぐらいのガキだったらわざわざ書きません。
どう見ても二十歳は過ぎたおっさん面なんです。
一人っ子なんです。
因みにウイグル人ではなかったです。
以前からずっと自分らの世界に入っているキモップル
(キスの最中に痰を吐いてまた再開したりしてた)
や束ねた長髪を背中合わせの座席にもかかわらず後方に垂らして
反対の客に迷惑なことをする髪テロ女などは見ていたが今回は非常に新鮮でした。
珍しいものは見れたが、鳥肌たつくらい不快でした。
残念だったが流石にシャッターはきれんかった。
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TAKA
酒好きの旅人
唎酒師。 カメラを持った酔っぱらい。 3歳の頃の夢は旅人。 好き嫌いなしの健康優良児。 無類の猫好きでもある。