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アイスランドの旅#7 おもちゃ箱の町

ダウンタウンについたのは15時半くらい。
既に朝ホテルを出てから7時間半ほど経過していた。

昨日は夜晩くお店もあまり空いていない時間だったので、
日が沈む前にお店をちょこちょこと覗きながら回った。

バイキングの角兜がロゴのノルディックストアなどはまさにお土産屋さんで、
セーターからポストカード等なんでも揃う。
アイスランド代表がワールドカップ初出場を決めるなどの影響なのか、
サッカー関連のグッズ、青いユニフォームなど充実していた。
ちなみに全部高い。
いいな、いいな、と言いながら店を後にした。

店を出るとちょこちょこ歩いている鳥がいた。
ツグミかな?
かわいいじゃあないか。

そして港のほうへ歩いていってみた。
修理中と思しき船を横目に通り抜け、散策は続く。

ガラス張りのアパートはちょっとおしゃれに見えた。

いたるところにアートもある。

自転車置き場もちょっとしたアートになっており、その横で犬が退屈そうにしていた。
ちょうど目の前のホテルにバーがあり、
ご主人様はそこで飲んでるのさっと言っているように思えた。

ヴァイキングの歴史を展示しているサーガミュージアムまで来て、
30分ほど休憩した。
中の椅子に腰を下ろし、有料の展示はやめておいた。
腰を下ろすと結構な疲労感が出てきた。
それもあって30分ほどそこで休憩をさせてもらった。
なぜサーガミュージアムに来たかというと併設されているレストラン、
Matur og drykkurマートゥル・オルドリッキルで食事しようと思ったからだ。
このレストランは現代風にアレンジした、
アイスランドの伝統料理を提供してくれるという情報を持っていたので、
気になって足を伸ばしてみたという次第だ。
もっともアイスランド料理自体食べたことはないが。。。

調べていた情報によると17時からとのことで
早めに行けば予約も不要だろうと思っていた。
しかし16時半くらいに確認をしたら18時からとのことだった。
もうやめた。そこまで待てない。

ホテルの方に戻りつつ散策することにした。
来たときも横を通った、
Icelandair Hotel Reykjavik Marinaは、
とてもモダンなホテルで、いたるところに遊び心が散りばめられていた。
一見JAZZのクラブハウスでもあるのかと思いきやただのトイレだったり。
(JAZZは確かに流れているのだけれど。)

トイレまでのアプローチが面白い

併設されていたレストラン&バーSlippbarinnへ行くと
18時までハッピーアワーではないか。
まだ間に合う。
犬のご主人もきっとココで飲んでいるだろう。

直ぐにカウンター席に腰を下ろした。
メニューを見るとビールは2種類。
EGILS GULLとTUBORG CLASSIC。
お互いに別のビールを女性バーテンに注文した。

うまい。
疲れているからか余計にうまい。
これがアイスランドで飲む最初の酒だ。
友人とお互いともにあんまりアイスランドについて調べてなかった。
ツアーも予約はしたはいいが、内容もきちんと把握しておらず。
「あれ?オーロラ行くツアー申込んだっけ?」などと言う始末。
(そもそもゴールデン・サークルツアーとセットで申し込んでいた。)
更に「ツアーに温泉ブルー・ラグーンに行くやつ入ってたよね?」
とお互いに思っていたが、よく考えたら何も予約していない。
これまた互いに「ま、どうにかなるでしょ?」
ということでカクテルを注文をした。
OLD FASHIONEDだ。
バーボンにアロマチック・ビターズと蜂蜜を加えたやや甘めのものだ。

友人はWHISKEY SOUR PAR EXELLENCEを注文。
バーボンベースにレモン、マラキーノ、アンガストゥーラビター、卵白が入っている。

どちらもうまい。
無粋な話をするとハッピーアワーでも生ビールは500円、カクテルは1200円した。
ハッピーアワーでようやく日本なみといったところか。

ハッピーアワーが終わったところで店を出ると日が暮れてきていた。

飲んでばかりだったので、
すぐ近くにあった店に入った。

フィッシュ&チップスとエールビール1パイントをオーダー。

熱々でうまい

久しぶりにちゃんとした飯を食ったような心持ちになった。
腹も満たされ、陽気な足取りでホテルへ戻る途中、
クロゥナンというスーパーで
カップ麺とスキール(ヨーグルトのようなもの)それから、バゲッドサンドを買った。
(観光地で買うと高すぎるので)

本当に色んな遊びがあるまるで“おもちゃ箱の町”だ。

TAKA

TAKA

酒好きの旅人

唎酒師。 カメラを持った酔っぱらい。 3歳の頃の夢は旅人。 好き嫌いなしの健康優良児。 無類の猫好きでもある。

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