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アイスランドの旅#9 雑木林の滝
朝7時前には目を覚ましていた。
今日は日本でGray Line Icelandに申し込んでいたツアーだ。
South Iceland & Glacier Hike Adventure
なんとも名前だけでワクワクする内容じゃないか。
というわけで事前にもらっていたメールをチェックすると
朝8時半のピックアップだった。
朝食は昨日スーパーで買った。
カップ麺とスキール(ヨーグルトのようなもの)を食べた。
カップ麺は随分東南アジアのにおいがした。
そして日本のものより大きめ。
ホテルの湯沸かしで熱湯を作り。
ラベル状のフタを剥がし熱々の湯を流し入れた。
箸なんて気の利いたものはないので、
部屋にあったマドラー等を駆使して頂く。
美味い。
レモングラスが利いたベジタブルラクサ。
友人はビーフフォー。
英国のカップ麺らしい。
その名もカブトヌードル。
そんな名前を聞くと
半田のカブトビールが飲みたくなるじゃないか
コンチキショー。
スキールは水分少なめのヨーグルト。
でも限りなくヨーグルト。
そして朝食も済ませ準備を整えてロビーでしばし待機。
バスは程なく到着した。
一旦バスターミナルまで行って乗り換え。
やっぱりベンツで今回は大型バスだった。
相変わらず樹木のないその景色がどこまでも続いていた。
2時間ほど走った後少々休憩に入った。
簡単な売店や軽食を採れるフードコートだった。
店内入ろうとするとちょこんとお行儀の良い犬がいた。
よく犬に会う気がする。
食料が昨日買ったバゲットサンドしかなかったので
少々安売りをしていたスニッカーズを買って、
すぐさま平らげた。あまい。
11時半に最初の目的地に到着した。
Skógafossスコゥガフォス滝だ。(雑木林の滝の意)
バスから降りると、遠くに滝が見える。かなりでかい。
水しぶきも飛んでくる。かなり離れているのにも関わらず。
自然の力を感じる。
そして撮影ツアーみたいな人たちが
大層な機材を抱えてえっちらおっちら歩いてくる。
こちらは面倒だから三脚すらホテルにおいてきたと言うのに。
まずは右手に有る階段で滝上まで昇ってみた。
息を切らして途中休憩している観光客を横目に
段を飛ばしながらスイスイと昇っていく。
450段の階段はべつにきつくもなんともなく逆に、
滝に近づいていく高揚感のほうが勝っていた。
登りきったところに展望スペースがあり、滝壺を見下ろした。
轟々と音を立て落ちていく下からも上からもどうぞ。
落差62m幅25m。
マイナスイオンもとんでもなく出ていることだろう。
この上の水が勢い良く落ちていくわけだ。
下りはまたワイドビューが広がっていた。
周りに建物も少なく大地がひらけて見えた。
そして下りきったところでいよいよ下から大接近。
どんどん飛沫は強くなる。
ずぶ濡れ必須。
でも気持ちのよいずぶ濡れだった。
またもや大自然の力をたっぷりと、存分に味わった。
ちなみにヴァイキングが滝の裏に財宝を隠したという伝説も残っているらしい。
ちょっとファンタジーの世界だけど、もしかしてと思うとロマンがある。
豪快な滝を見てスカッとしたところでバスに乗込んだ。
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TAKA
酒好きの旅人
唎酒師。 カメラを持った酔っぱらい。 3歳の頃の夢は旅人。 好き嫌いなしの健康優良児。 無類の猫好きでもある。