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航空券込ッ!予算25万円1ヶ月ヨーロッパ一人旅#4 秋陰 のんびり散歩と博物館めぐり
昨晩は地下鉄Golders Green駅から、
バスでちょっと行った所に住んでいる友人の家に泊まった。
夜は快適なベッドで眠る事が出来、調子も良い。
その日はシャワーを浴びる事から始まった。
お茶をゆっくりと飲み、10時前には出た。
朝食は駅近くにある喫茶店で、
イングリッシュ・ブレックファーストを食べる事にした。
皿の両端には三角形に切られたトーストが1枚ずつあり、
真ん中に目玉焼き、ベーコン、豆、
ソーセージといった内容だった。
不味い不味いと言われる英国料理だが、
別に不健康なだけで不味くはない。
野菜が無くベーコンもソーセージもやや塩辛いが、
食べられない味という事も無い。
お腹を満たした後は地下鉄でSouth Kengingtonへ行き、
V&A博物館と自然史博物館を訪問した。
前者は大英博物館と似た趣を持ちながらも、
ファッションの展示では、
各時代の衣装が陳列されており面白かった。
レプリカのコーナーは圧巻でトラヤヌスの記念柱は
特に印象的で収まらないので2つに切っての展示。
しかし、日本の展示をみているとき、
何かザラリとした嫌な感覚に襲われた。
能面をはじめとする展示物が泣いているようにも感じたが、
特に理由もなくそのように感じた。
後者は標本が4億点もあるらしい。
自然分野では、
阪神淡路大震災時のスーパーを再現するブースがあり、
店内の様子を忠実に再現されており面白かった。
ただ、中国人観光客が飲食をしながら観覧しており、
非常に鬱陶しかった。
ちなみにどちらも入場無料である。
二つの博物館をみた後はハイドパークをのんびりと歩いた。
所々に黄葉がみられ木々が色づき始めており、
サーペンタイン湖には鴨が気ままに泳いでいた。
曇っていた天気も晴れ間が見えてきており、
犬の散歩やジョギングをする人も結構いた。
広々とした芝生をみていると、
かつて大英帝国は世界に、
芝生と午後の紅茶とレインボートラウトを持っていった、
という話しを何故だか思い出していた。
そのままオックスフォード・サーカスで友人と落ち合い、
パブでサイダー(リンゴ酒)を一杯やった。
ゲイの多いSOHOを案内してもらい、
チャイナタウンで少し腹ごしらえもした。
その後カムデン・タウンへ向かった。
ここはかつて馬舎であったが、今はパンクとロックの街。
アンティークのお店やトルコ人だとかの屋台も有る。
多国籍な雰囲気の町は若者で賑わいを見せていた。
ここの美容室はパンキッシュ、服屋も全部パンキッシュ。
ピアス穴は何処にでも開いている。鼻でも舌でも開け放題。
アフリカの少数民族も顔負けだろうと思った。
ビールを飲んでから友人宅へと戻った。
今日はプチホームパーティーで、
料理は友人が振る舞ってくれた。
友人の友人も少ししたら到着し、5人で食事をした。
話しも弾み今後の旅行でチェコへ行く事を告げると、
友人の友人はクトナー・ホラは骸骨祭りでヤバい!
と教えてくれた。うん、是非行こう。
料理は料理で魚介類をふんだんに使っており、
非常に美味しくワインを飲む手が止まらなかった。
お陰で後半は旅行の疲れもあってか、
モーレツな眠気が出てしまい、非常に難儀した。
眠い。
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TAKA
酒好きの旅人
唎酒師。 カメラを持った酔っぱらい。 3歳の頃の夢は旅人。 好き嫌いなしの健康優良児。 無類の猫好きでもある。